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モバP「淀んだ瞳は何を見る」

1 : ◆S.3OfNv5Fw 2013/11/16(土) 00:53:02.06 ID:M6LIlDtj0

P「……」


ガチャッ


幸子「ただいま戻りました」


P「うっ……」

幸子「良い子にしてましたかーPさん」タッタッタッ

P「さ、さち、こ……」





【安価】ちひろ「大変です!」 モバP「どうしたんですか」【R-18】

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 01:06:27.70 ID:7eD9rXSF0
ちひろ『エナドリの原料となる液体を先程事務所でぶちまけてしまいました……』


P「……あ、あぁそうですか。それは……大変ですね」

ちひろ『私はすぐに備え付けのガスマスクを装着して事無きを得たのですが……近くにいたアイドルが発生したガスを吸ってしまって……』

P「ガス?」

ちひろ『それを吸ってしまったが為に……皆さん本能のままに行動するようになってしまって……』

P「本能」

ちひろ『全員事務所から狂ったように飛び出して行ってしまったようなんです……』

P「……あの、ちひろさん?」

ちひろ『はい、何でしょうか』

P「電話でその様な事態が起こっている事を伝えてくれた事は良いんですけど……。
  あの、俺の脳内ではどうしてそうなったのか理解できないですし、そもそもエナドリの原料って何使ってるんですかという話になるんですが」

ちひろ『そんな事はどうでも良いんですよ!』

P「あっ、はい……何ですか急に大声出して」

ちひろ『はぁ、皆の事が心配なんですよ、大変なんですよ……それにプロデューサーさんも……』

P「(何で俺が?)……そもそも本能のままってそんな危ないんですか?」

ちひろ『危ないですよ! 自分がヤリたい事をやる、それだけの動物になってしまうんですよ!』





モバP「指輪をつけてみた」【安価】

1 : ◆S.3OfNv5Fw 2013/09/05(木) 16:08:56.68 ID:JEHo3Q3a0


ちひろ「え……」


P「どうです、似合います?」

ちひろ「似合うって……え、それ……左薬指につけてます、けど……」

P「あ、これはですね。昔買ったネックレスについてたリングなんですけどね。
  ネックレス部の金具が壊れて、もう使い物にならないから指輪だけ取ったんですよ」

ちひろ「……え? あぁ、つまり……」

P「結婚した訳じゃありませんよ。ははは、どうです。まんまと騙されたでしょう」

ちひろ「え、えぇ……た、性質の悪い冗談ですね……」

ちひろ(本当に結婚したのかと思っちゃった……)

P「いやぁ、まさかサイズ合うとは思わなかったなぁ……。
  見た目結構質素ですし、そう見えなくもないからいけるかなぁと思ったら、いけますねこれは」

ちひろ「は、はは……」

ちひろ(洒落になりませんよそれは……)

P「よーし、じゃあ一日つけて皆が気付いてくれるか試してみよ。何人に祝われちゃうかな」

ちひろ「や、やめましょうそれはっ」

P「え、どうしてです?」

ちひろ「いやぁ……それは……ちょっとぉ……」

ちひろ(気付かれたら明らかにいけない子が何人かいるんですがそれは……)

P「別に大丈夫でしょう、ちょっとしたジョークですよ。さてと……よーし、じゃあ仕事やるぞー」

ちひろ「え、ほ、本気やるんですか」

P「当たり前ですよ。あ、うーん……でも気付かない子がいたら、見せびらかしてみようかな」

ちひろ「ちょ、ちょっと落ちつきましょうプロデューサーさん」

P「ん、扉の向こうから足音が……誰か来たな」

ちひろ(な、も、もう来ちゃったの?)


ガチャッ


来たアイドル、>>3


3 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/05(木) 16:11:23.56 ID:uB3BGZCgo
わくわくさん……はまだ早いので美優さん




結城晴「うーっす」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/08(木) 10:11:50.64 ID:HPZIjpgH0

P「……」

晴「よう、遊びに来たぜ」

P「……いや。遊びに来たぜって……」

晴「何だよ」

P「なぁ、俺前言わなかったか?」

晴「何が」

P「そんな友達の家感覚でプロデューサーの家来ない方が良いってさ」

晴「良いじゃねぇか。休みでどうせ暇なんだろ、遊べよ」

P「まぁ……暇、だけどさぁ……お前学校の友達とかと遊べばいいじゃん。何で家来んの」

晴「Pの家が一番近いんだよ」

P「うんまぁね、近いね。偶然にも」





[ 2014/05/08 14:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

モバP「マシンガントーク」

1 : ◆S.3OfNv5Fw 2014/04/21(月) 02:27:41.37 ID:RXbQVmfW0

幸子「それでですね、ボクは思うんですよ。ボクはもっとこういうお仕事が増えても良いって。
   今まではスカイダイビングさせられたり素潜りさせられたりしてきましたけど、
   こういうモデル系のお仕事がやっぱりボクのカワイさを一番表せる仕事だと思うんですよ」


幸子「ボク自身、素材としても勿論十分にカワイイですけど、やっぱりカワイイ服を着た方がよりカワイく見えるんですよ。
   クリスマスの時の衣装、ちゃんとPさんも見ましたよね? ね? カワイかったですよね?
   ほら、この時の写真見て下さいよ。やっぱりこういう衣装を合わせていった方がボクは一番輝きますよね!」

幸子「ですからこれからはもっとああいうお仕事を増やして行った方が良いと思うんです。
   最近になってようやくPさんがその事に気付いたみたいで、ボクが今言ったようなお仕事は増えましたけど、
   まだまだ足りません。これからはこういう路線で行きましょう!」

幸子「でも箱に入ってやったあの役もやってて案外楽しかったですけどね。
   色モノな役でしたけど、どんな仕事も完璧にこなしちゃいますね、ボクは。
   我ながら困ったものです。どんな物を着てもカワイイだなんて……」

幸子「あ、だからと言ってとんでもない衣装とかは嫌ですよ。まぁその辺りはさすがのPさんでも理解してるようでしょうから、
   心配はそこまでしてないですけど。本当にお願いしますよ? ちゃんとボクに合うお仕事を増やして行って下さいね?」

幸子「あ、あと、仕事で着る衣装ばかりカワイくても、普段着てる服を疎かにしちゃいけませんよね。
   もう季節も変わりますし、新しい服を買わないといけませんね……。
   あっ、そう言えば明後日のオフ、言った通り空けておいてくれましたよね? ならボクの買い物について来て下さいよ。
   どうせPさんはオフの日は家でゴロゴロするだけでしょうから、ボクの荷物を持って運動すると良いですよ。
   健康にも気を遣ってあげるなんてボクは親切ですね!」





[ 2014/04/21 17:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

ちひろ「プロデューサー行使券」【安価】

1 : ◆S.3OfNv5Fw 2013/09/12(木) 21:15:08.67 ID:l8mvNLGz0

P「……」

ちひろ「こんな物を発行しました」


P「はぁ……はい?」

ちひろ「はい。いつも頑張っているアイドル達の御褒美にでも思いまして。
    お仕事で一定ポイントを溜めると報酬として受け取れるように……」

P「いやいや、なんですかそれ。俺聞いてませんよ」

ちひろ「あれ、言ってませんでしたっけ?」

P「はい」

ちひろ「じゃあ今言いました」

P「悪党の常套句だなその台詞は。え、ほ、本当にそんな物を作ったんですか? いつ?」

ちひろ「結構最近ですよ。一週間くらい」

P「最近……お、教えて下さいよそんな最近なら」

ちひろ「教える気は無かったもので。プロデューサーさんに対するドッキリもありますから」

P「無意味なドッキリだ……むしろ俺が阻止しようとしない為に教えてないだけでしょう」

ちひろ「中々鋭いですねプロデューサーは」

P「どう考えたってそれしか理由無いでしょう……」





松尾千鶴「はぁ……プロデューサーったら……」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/30(月) 21:24:26.15 ID:H431jvun0

P「……」カタカタ

千鶴「……プロデューサー」


P「ん、何?」

千鶴「……はい」コトッ

P「……あぁ、お茶淹れてくれたのか。ありがとう」

千鶴「そろそろ外出る時間ですし……今の時期乾燥してるし飲んでおいた方が、い、良いと思いますけど?」

P「あぁそうだな」

千鶴「か、風邪とかひかれて、私達の仕事に支障とか出ると困るから飲ませようと思っただけで……別に、他意はないから……」

P「ふふっ、そうだな。ありがとう千鶴」

千鶴「っ……そ、そう……まぁ……喜んでくれたならそれで……」

P「……ふぅ。よし、じゃあ喉も潤った事だし……行くか」ガタッ





二宮飛鳥「サンタ、ね」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/25(水) 23:54:44.99 ID:9L9pLihv0

P「どうした急に」

飛鳥「いや、今日はクリスマスだろう?」


P「あぁ、そうだな」

飛鳥「娘を売らなければならない程ひっ迫したある貧しい家族を見かねたとある司祭が、
   夜中にその家族の家にこっそりと、娘達が身売りしなくてもいい程の金貨を入れその家族を救った。
   この聖ニコラウスの逸話が元になっているんだサンタクロースっていうのは」

P「ふーんよく知ってるな」

飛鳥「今はそれを利用して、クリスマスという日は企業が儲かるイベントとなってしまったけどね。
   あぁ後男女が節操の無くなる日でもあるか。何だかこの二つは強烈な皮肉だと思わないかい?」

P「まぁそう言われると悲しい気持ちになるな……というか、そんな事言ってるとプレゼント貰えなくなるぞサンタに」

飛鳥「生憎親からは毎年貰ってるよ。サンタなんてもう信じていないと何度も言ってるのに、夜中にボクの部屋にプレゼントを置いていくんだ。
   わざわざ赤い服を着て、物音を立てないように用心して……困ったものだよ」

P「それ親じゃなくてサンタだろ?」

飛鳥「そんな訳ないだろう。サンタなんてものは幻想の世界の住人なんだ。妖精や魔法と同じ類のものなんだよ。
   ボクはサンタがいない者だといち早く気付いていたよ。義務教育になる前には既にサンタなんていないと知っていたさ」

P「え、いるよ? サンタ」

飛鳥「……」

P「……」





凛「何してるの、プロデューサー」

元スレ: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384079427/


1 : ◆S.3OfNv5Fw 2013/11/10(日) 19:30:27.91 ID:HIsjOaRQ0
モバP「なぁ、凛」
の続きです

単なる緩い日常系のものなので、前回の話を読まなくても概ね大丈夫です

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/10(日) 19:31:37.65 ID:HIsjOaRQ0

若葉「~♪」


P「若葉ー?」

P(ソファに座り、ニコニコしつつ足をぷらぷらと振りながら上機嫌でお茶を飲んでいる……。
  若葉、何か良い事でもあったのかな?)

P「やあ、若葉」

若葉「あ、Pさんこんにちは~」

P「どうした、なんか機嫌が良さそうだけど」

若葉「あ、わかりますか~? うふふっ、そうですね。ちょっと良い事がありましたっ」

P(満面の笑みからするとちょっとどころか余程良い事があったみたいだけれど)

P「何があったの?」

若葉「ふふふっ、聞きたいですか?」

P「うん、聞きたいな」

若葉「えっとですねぇ……」

P「うんうん」




和久井留美「一人、料理を探す」

元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378065236/


1 : ◆S.3OfNv5Fw 2013/09/02(月) 04:53:56.36 ID:jAM5p7140



夏。日差しも強くなり、蝉の輪唱が聞こえる街の中。
私は一人、また食事処を探して歩いていた。

今日はお弁当を作って来る気にはなれなかった。
理由は簡単だ。彼がいないからだ。

彼は今、仕事でドイツにいる。
この前はハワイに一緒に行けたけれど、そう連続で行けるものでは無かった。
私は日本に残り、レッスンを中心にアイドル活動をしていると言う訳だ。


「……暑いわね」


日差しが否応無しに、肌に刺さるような勢いで照りつける。
湿度も高く、汗が体にへばり付いて流れて行かない。
夏らしいと言えばそうなのだけれど、これは少し暑過ぎる。今日は今年一番の猛暑と謳われている。
今日は絶対に、涼しい物を食べよう。
私はそう決心して、人の雑踏の中を歩き始めた。

しかし、こんな暑い日でも食事処の行列は絶えない。
特に、涼しげなメニューやスタミナがつきそうな料理を出す店には必ずと言っていいほど人が並んでいた。
後者の方は特に問題は無いけれど、前者は私にとって少し問題だった。






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