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提督「さよなら、ないない駆逐隊!」

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1 : ◆2VMIBbqgAw 2017/04/20(木) 21:22:22.47 ID:YIUdHZK10


天津風「うっ……なにこれ……くさっ……」

島風「こんなの……聞いてない!」

提督「今さら何を言っているんだ。君たちの方から誘っておいて」

浜風「たしかに話を持ち掛けたのは我々ですが……」

浦風「まさか、こがぁなことになるなんて……」

提督「君たちの覚悟はその程度のものだったのか? ほれほれ」

時津風「うえぇ……苦そう、アツそう……あと、くさい」

雪風「この辺り、なんかネバネバしています!」

提督「なんでもすると言うから、ここまで用意したのに……悲しいなぁ」

天津風「だからって……だからってこんな粗末なもの! お口に入れられるワケないでしょー!!」






提督「走れ、ないない駆逐隊!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473942099/


1 : ◆2VMIBbqgAw 2016/09/15(木) 21:21:39.72 ID:8E0Mm5v40


時津風「ねぇーしれー。急に呼び出して、お話ってなーにー?」

提督「大事なことを思い出したんだ」

天津風「どうせまたロクでもないことなんでしょ。いいわよもう」

提督「いやいや、本当に大事なことなんだ。君たちにも関係のある話なんだぞ? いいのか?」

浜風「それはそれで嫌な予感がするのですが……」

浦風「提督さんはいっつも突然じゃけぇねぇ」

提督「思えば君たちないない駆逐隊がココへ来て、あっという間に3年という月日が経った……」

島風「え、まだ一か月くらいだよ」

提督「色々あったな……。墓掃除、テレビや雑誌の取材、水着だらけの大運動会……」

雪風「どれも楽しかったです!」

天津風「いや、最後のはやってない」

提督「どれも貴重な体験だ。だが、私は思い出したんだ。君たちがココへやって来た、本来の目的を」

浜風「駆逐艦の強さに定評のあるこの鎮守府に我々が一時的に所属することで、

   その強さを学ぶ……というような目論見だったと思いますが」

提督「そう! その通りだパイ風!」

浦風「提督さん、それセクハラじゃ」

提督「すいません」







赤城「私のおにぎりが、消えてしまいました」モグモグモグモグ

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1 : ◆2VMIBbqgAw 2016/05/01(日) 19:36:39.99 ID:ZtA5sGjl0


提督「…………」カキカキカキ

赤城「これは事件ですよ、提督」モグモグモグモグ

提督「…………」カキカキカキ

赤城「私が少し目を離したすきに、誰かが食欲に耐えきれず食べてしまったのだと考えます」モグモグモグモグ

提督「…………ふむ」カキカキカキ

加賀「提督、赤城さんが話しているのです。書類を書く手を止めたらどうですか」

赤城「食べた犯人を、早急に探し出す必要があります」

提督「犯人探しか……なるほど。私は何でも知ってるぞ」

加賀「ほう? 私と赤城さんも一度犯人探しを試みましたが有力な情報は得られませんでした。

   それなのに提督は、話もロクに聞かず、犯人が分かるとおっしゃるのですか?」

提督「そうだ」

赤城「その犯人は誰なのか、お聞かせください、提督」






提督「輝け、ないない駆逐隊!」

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1 : ◆2VMIBbqgAw 2016/04/29(金) 21:29:35.49 ID:GcbLb0Wq0


浦風「雑誌の……取材?」

提督「そうだ」

浜風「それはなかなか珍しいですね。良いのですか? 鎮守府内に部外者を入れてしまっても」

提督「たしかにウチには機密情報が多いため、極力部外者を入れないようにしてきた。

   だがしかし、それは国民に対する不安感を煽ることにも繋がる」

雪風「どういうことでしょう?」

天津風「あたしたちの戦場は本土から遠く離れた海の上。一般の人の目に触れることはまず無いわ。

    だから艦娘の存在自体は知られていても、何をしているのかなんてほとんど知られてないのよ」

時津風「ふぅーん。だから時々お披露目する場が必要ってことかぁー」

島風「でもそれなら観艦式とかあるじゃん。それじゃダメなの?」

提督「それは我々が主催しているもの。時にはメディアからの要求に応えることも必要なんだ」

浦風「ほぉ~。じゃあうちら、雑誌に載るんじゃね!」






提督「踊れ、ないない駆逐隊!」

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1 : ◆2VMIBbqgAw 2016/03/10(木) 19:46:54.24 ID:XPjlZSbA0


天津風「…………あの、今なんて?」

提督「罰としてこれから君たち6人には、ここで踊ってもらう」

天津風「…………」

提督「しかもただ踊るだけではなく、水着を着て踊ってもらう。もちろんスク水だ」

雪風「しれぇ! それには何か意味があるんでしょうか!」

提督「私が大変喜ぶ」

時津風「えー、なにそれ……」

提督「分かっているとは思うが、もちろん水着に着替えるところからスタートだ。

   この部屋で、私の目の前で服を脱ぎ、水着を着て、そして踊るのだ」

浦風「ここの提督さんは、本日もクレイジーじゃねぇ」

浜風「まったくもって、不可解な存在です」

提督「ささっ、全員分の水着ならここに用意してあるから、今すぐコレに着替えて……」

天津風「なっ、なんであたしたちがそんなこと!!」

提督「何故かって? 胸に手を当ててよく考えてみなさい」



時津風「…………」ペタ

雪風「…………」ペタ

浜風「…………」ペタ

浦風「…………」ペタ

島風「…………」ペタ



天津風「ひゃっ! ……もう! 自分の胸に手を当てなさいよ!!」

浜風「ジョークです」

浦風「天津風の体は温かいけん、ついのぉ」

天津風「二人が言うとイヤミにしか聞こえないんだけど……」







提督「ようこそ、ないない駆逐隊!」

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1 : ◆2VMIBbqgAw 2016/01/29(金) 21:43:16.58 ID:xtWa29Zf0



天津風「歓迎してくれるのは結構だけど、その“ないない駆逐隊”って呼び方、やめてくれないかしら」

提督「ん? 君たちはそう呼ばれていると聞いたのだが?」

天津風「周りが勝手にそう呼んでるだけ! 私たちはね、駆逐艦の中でもエリート中のエリート!

    誇り高き、陽炎型駆逐隊の一員なんだから!」

提督「そうか、それは失礼した。では改めて言おう……ようこそ、陽炎型駆逐隊。

   そして天津風、君にはしばらくの間、私の秘書艦を務めてもらう」

天津風「ひ、秘書艦!? いきなり!?」

提督「そうだ」

天津風「も、もといた子はどうしたのよ。

    最初の挨拶の時にチラっとしか見てないけど、指輪をはめていたじゃない」

提督「彼女は……彼女らはしばらく遠征に出てしまってな……。

   だから君には私のムラムラを治めるために……げふんげふん。

   勉強の一環として秘書艦を経験してもらうことにした」

天津風「わ、私が秘書艦……」

提督「嫌か?」

天津風「い、嫌ってワケじゃないけど、駆逐艦が秘書艦を務めるなんて変でしょ。

    ここには一航戦や金剛型もいるじゃない」

提督「あぁ」

天津風「だったら普通、その人たちを優先的に秘書艦にするべきなんじゃないの?」

提督「なぜそう思う?」

天津風「なぜって……強いからよ」

提督「なるほど……」

天津風「なによ」

提督「天津風、短い間かもしれないが、君たちには色々なことを学ばせてあげたいと思っている。

   そしてこれより、君たちに最も伝えたい言葉を教えよう」

天津風「…………」

提督「……駆逐艦は、戦艦や空母よりも強い」








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