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曜「心の」千歌「音」

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1 : ◆/BueNLs5lw 2016/09/11(日) 13:23:18.75 ID:iEwJrApj0
ようちか
百合


嫉妬。それって、ほら、よくあること、らしいよ。
ただ、自分には関係ないって思ってた。
他の友だちや、部活の仲間から耳にすることはあっても、受け流してた。
だから、ふいにそれがやってきて動揺した。

これが、嫉妬。
なんていうか、知らない間にできたニキビみたいなもので、気になるけど触りずらいっていうか。
受け入れて上手く流さないとなって。それに、上手くやらなきゃ、千歌ちゃんの邪魔になるから。
みんなで進み始めた所だったから。
千歌ちゃんの輝きを曇らせたくなんてなかったんだ。

嫉妬なんて、したくないよ。
千歌ちゃんじゃないけど、私だって『Aqours』のみんなが大好き。梨子ちゃんが大好き。
大きな目標の前では、私の寂しさなんてほんとちっぽけ、でしょ?
いつもみたいに、要領の良い自分でいればいい。
千歌ちゃんは、苦手かもしれないけど。
千歌ちゃんの夢を応援したいから。
みんなの目標を追える自分でありたい。

そう思っていたのに。
鞠莉ちゃんが教えてくれた。
本音でぶつかる大切さを。
あの後、梨子ちゃんと電話して、つい言っちゃいけないことを言ってしまって。
ああ、私、全然要領良くなんてないなって、笑っちゃった。
で、そこで神のようなタイミング千歌ちゃんが来たわけだ。

泣いちゃうよね。




ガヴリール「悪魔的所業?」(百合)

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1 : ◆/BueNLs5lw 2017/02/26(日) 15:00:58.90 ID:BW4B/JIs0
ガヴリールとヴィーネがいちゃいちゃするだけ



「っくしゅ」

寒い。
あー、また、寝落ちしたのか。
寝転がってマウスを操作すると、すぐにパソコンが起動するも、

「しまった……ボス戦終わってる」

やってしまった。
高確率でレアアイテム入手できる所だったのに。
次はまた1ヶ月後。
やる気無くした。
別のゲームしよう。
なんか、朝日が差し込んで来てるけど気のせい気のせい。
まだ午前4時くらいじゃね?

「喉か湧いたな」

何か飲み物あったっけ。
あれ、最近買い物行ったのいつだ?
先月か? 昨日までは何飲んでたっけ。
うーん、あ、そうだ。
ヴィーネがお茶淹れてくれたんだ。
マジ、天使。




なっつんびより

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1 : ◆/BueNLs5lw 2015/09/16(水) 22:58:02.05 ID:Yxm+M7U/0
のんのんびより
なっつん×その他のキャラ
思いつくままほのぼの


1、


夏海「ねえちゃーん、おきろー!」

ボフン!

小鞠「な、なに、布団が動かないッ」

夏海「へっへへ! 助けて欲しくば、暗号を言え! この布団の中で窒息死したくなかったらな!」

小鞠「い、いや! 死にたくない! 助けて!」

夏海「暗号だよ、ねえちゃん、暗号」

小鞠「知らん! わかるか!」

夏海「暗号って言ったら、ほら、あれだって、山と言えば」

兄「六甲山」ボソッ

夏海「……」

兄「……」

トタトタトタ

小鞠「た、助かった」

夏海「いや、誰が三大夜景言えって言ったよ。山と言えば川でしょ。あ、でも今のはただの慣らしだから。さ、問題です、夏海ちゃんの爪の数は何本でしょうか」

小鞠「え、え、え……1、2、3」

夏海「遅い、正解は20本でした。ねえちゃーん、数えなくても分かるじゃんか」

小鞠「このおお……暗号じゃないじゃん! クイズじゃん!」

夏海「はっはっは!」

小鞠「う……空気が薄くなってきた気がする」

夏海「まさか」

小鞠「夏海……」





【がっこうぐらし!】ゆき「ねえ、助けてあげて、くるみちゃん!」

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3 : ◆/BueNLs5lw 2015/08/15(土) 21:06:31.01 ID:KtA/QCsyO
※6巻までのネタバレあり



ゆきの夜泣きがだいぶ落ち着いた頃、
学校で大きな火事があった。
同時に一つの分岐点に差し掛かった。
住居としてあまり意味をなさなくなったそこをいったん離れ、
私たちは「大学」を目指し車を走らせることになった。
この頃、ゆきは幻覚を見ることがほとんど無くなっていた。

くるみ「なあ、部員募集ってのはなんかちがくないか?」

車の広報に、以前張った張り紙を指差す。
運転中のみきが苦笑していた。




千早「みんなと笑って過ごしたくて……か」

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1 : ◆/BueNLs5lw 2015/05/26(火) 03:22:54.35 ID:baGQKCcJ0
アイマス はるちは 百合 たぶんめちゃ短い


事務所の入り口までの階段は相変わらず暗い。
顔を上げて帽子を取ると、扉の隙間から光が漏れていて、
たぶん小鳥さんかプロデューサーが遅くまで残っているのだろう。
やや重たい瞼を抑えて、一度深呼吸する。
疲れた顔で入って、心配をかけたくはない。

「失礼します」

「あ、お帰りなさい千早ちゃん。春香ちゃん、先に戻ってるわよ」

案の定、小鳥さんが首だけをこちらに伸ばして、ソファに視線を送る。

「春香?」

呼んだ主の返事がなく、小鳥さんも首を傾げた。

「あ、寝てるみたいです」

腰かけていた春香の首がかくんと動く。

「……ふえ、あ、千早ちゃ……ん」

「起こしちゃったわね」

「う、ううん……ごめん、私寝ちゃってたんだね」

「朝早かったんでしょ。まだ、ここで休んでいていいのよ」

「大丈夫……千早ちゃん、お夕飯まだでしょ?」

瞼を擦り、春香がゆっくりと立ち上がる。
微笑みを浮かべて、私に手を差し伸べる。
その手を掴むと、春香はやや遠慮がちに言った。

「話、あるんだよね? どこでしようか……」

「……そうね。屋上でも構わないのだけれど」

春香は少しだけ驚いた表情になった。
それを隠すように、すぐに頷く。

「いいよ。行こう」

彼女は人の心に敏感な人だから。
きっと、気づいていて。
けれど、あえて合わせてくれている。
彼女のペースを保ちながら、周りと一緒に進める人だから。
それに引き換え、私は焦っている。
目の前に実った苺が、誰かに食べられてしまわないか。

平静を装いながら、いつも心配ばかりしている。
誰かのことで一喜一憂している。




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